こんにちは。中雑魚です。
11月2日に京都で開催される複合イベントの中の「文々。新聞友の会」に参加します。
スペースは昨年と同じく「コス特設」です。コスプレ広場の中にあります。
まず撮影コーナーの説明、その後に頒布するCDの一覧、最後に専門的な話とQ&Aを書きました。
レトロ撮影コーナー
今年もやりますレトロ撮影コーナー!
昔ながらの大判カメラとインスタントフィルムを使い、その場で撮影した写真を即現像してお渡しする天狗オンリーならではの企画です。昨年の告知記事の方にカメラの詳しい説明があります。
大判カメラと閃光電球とアヤチャンカワイイ
料金について
昨年の文々。新聞友の会のあと、フジフィルムから唯一発売されていた白黒のインスタントフィルム(FP-3000B)と、大きなサイズのカラーインスタントフィルム(FP-100C45)の生産中止が発表されたため、昨年と料金が変わります。また、昨年とは違い大きなサイズのカラーフィルムと閃光電球や広角レンズのオプションを追加しました。
- 白黒フィルム(小):700円
- カラーフィルム(小):1,000円
- カラーフィルム(大):1,200円
- オプション:閃光電球:+500円
- オプション:広角レンズ:+500円
フィルムについて
白黒とカラーがあります。カラーフィルムは感度が低いため、若干くすんだりブレたりする可能性があります。屈強な精神でポーズを決めればブレません。白黒フィルムは超高感度なためブレる心配はございません。また、白黒は柔らかめの発色と堅めの発色がお選び頂けます。
秋穣子 / 各務ナナさん / 文々。新聞友の会
リグル / 兎頭さん / 金沢東方祭1
村紗 / 桜りせさん / 東方名華祭7
屠自古 / びんとろさん / 東方名華祭7
実際のサイズはこのくらいです。
カラーインスタント(小)
撮影について
- 撮影コーナー担当者(街角麻婆豆の誰か)に声をおかけ下さい。
- 撮影方法などが書かれた用紙と一緒に、コスネームと簡単な連絡先を記入する用紙をお渡しします。
- 撮影担当スタッフの指示に従って立ち位置を決めて下さい。
- 明るさを測定してピントを合わせるまでしばらくお待ち下さい。
- 予備を含め1~3枚ほど撮影します。
- 現像が終わるまでお待ち下さい。(約5分)
※撮影コーナースタッフの趣味で、普通のカメラや別のフィルムで撮影させて頂くことがございます。
大判カメラと超広角レンズ
簡単な暗箱を使います。レンズは準標準(150mm/換算約40-50mm)~準広角(135mm/換算約30-40mm)までを使い、全身が入るように撮ります。申し出て頂ければバストアップなども対応します。あおりを使って身長を高く見せたり若干スマートに見せたりすることも出来ます。
今回はパースペクティブを使って迫力のある撮影をやってみたいということで、75mm(換算21-28mm)の(大判にしては)超広角レンズも持って行きます。セッティングに時間が掛かりますのでオプション500円です。咲夜さんなんかで使うとかっこいいかも。
閃光電球
普段の撮影ではあんまり出番がない「閃光電球」を持って行きます。シャッターを切るタイミングでマグネシウムが燃焼して光る電球です。こちらも1回の撮影で1球消費する上、もう製造されていないものですので、オプションで500円頂きます。ブレやすいカラーで扱い頂ければと思います。というか、光り方が現代のフラッシュと違って派手なので、せっかくのレトロ撮影コーナー、昔のフラッシュを体験してみませんか?
(当日の会場内の光量や、テスト撮影時に明るすぎると判断された場合、他の参加者に迷惑になると判断された場合は中止します)
頒布作品
最近は街角麻婆豆が何のサークルか分からないといった声をよく聞きますが、れっきとした音楽サークルです! CDとか出してます! 主に生演奏のクラシックとか古い時代のポップスを作っています。
京都のイベントということで、秘封と天狗と河童と阿求曲が全部あります。
Dancing Phantasmagoria / 1,500円
東方の社交ダンスアルバムです。封筒入りの特殊パッケージ。秘封曲あります。
天狗レボリューション / 1,000円
天狗中心のアレンジアルバム。マンドリンオーケストラやフルート四重奏のほか、モブ河童のボーカル曲もあります。
けーね先生の音楽教室 / 1,000円
室内楽アレンジアルバム。4~13人のアンサンブルやオペラ調の曲など。阿求曲あります。
Mr. Sound Postman – 街角麻婆豆 / 1,000円
新譜はこちら。生演奏の弦楽四重奏アルバムです。阿求曲あります。
ミルクティーの調べ / 1,000円→500円
リコーダーオンリーのCDです。サンプル聞いてみて下さい。リコーダーっぽくないので! 値下げします。
地獄の音楽練習帳 / 1,000円
天狗レボリューション オリジナルスコアとクリアファイル – 街角麻婆豆
天狗レボリューションの楽譜です。1,000円 / 同じ柄のクリアファイルは200円です。
街角麻婆豆の譜集 II.青椒肉絲 / 1,000円
街角麻婆豆の楽譜です。72ページ (第2版第1刷) / 1,000円
街角麻婆豆の譜集 – I. 麻婆豆腐 / 1,000円
街角麻婆豆の楽譜です。52ページ (第3刷) / 1,000円
若干専門的な話
Q&A的なやつです。よくある質問や、昨年の文々。新聞友の会やそれ以降に頂いた質問などです。
超広角レンズって何持ってくるの?
最初はSchneider-Kreuznach Super-Angulon 75mm/8にしようと思ってたんですが、開放がf/8とイベント会場には向かないのと、シャッター速度が若干不安定なのもありまして、SUPER W-KOMURA 75mm/6.3を使う予定です。(2/3しか明るくなってねーじゃねーかとか言わない! こっちの方がレンズがデカくて見た目がいいの! 写りは完全な対称型のシュナイダーだけどさ!)
閃光電球って明るいの?
ガイドナンバーは57と現代のエレクトロニックフラッシュと同じくらい何ですが、一瞬だけ光るフラッシュと違い閃光電球はマグネシウムが燃え尽きるまで20msくらい光り続けますので、かなり眩しく見えます。カメラの感度が上がった現代のカメラ用のフラッシュとは違い、そもそも暗くて写らないものを写すための光源ですので、ディフューザーとかないです。当日は覚悟しろよ!
ちなみに持ってくのはM級の閃光電球です。レンズシャッター専用ってのが時代ですね!閃光電球は英語でフラッシュバルブって言うんですが、今のデジカメのシャッタースピードのB表記はフラッシュバルブのバルブのBです。昔の写真機は本体とフラッシュが同期しておらず、写真技師がシャッターを開いたのを見計らって撮影助手がフラッシュを焚いて、そのあとにシャッターを閉めるという一連の動作がありました。その時の名残がB表記に残ってるんですね。
大判カメラって高いの?
そうでもないです。新品でCanon 6D+EF24-70mm F4Lを買うお金で、中古の大判カメラ本体+中古レンズ3本+撮影に必要なアクセサリーがそろいます。ただ、4×5のインスタントじゃないフィルムでちゃんと撮るとワンショット千円程度はかかるので維持費は高いです。僕はここぞという時に1~2枚だけ撮るという使い方をしています。
大判カメラって今でも手に入るの?
現行品が販売されています。レンズも現行品があり、Amazonなんかでも売ってます。フィルムもかなりの種類が販売されています。
三脚へぼくない?
イベントに電車で参加するにはあの三脚が限界です。若干不安だけど風も吹いてないから問題無いと思う。
昨年の文々。新聞友の会でフィルター割ってたよね?
白黒用のイエローフィルターを落として粉砕しましたが僕は元気です。白黒フィルム用のイエローフィルターは中古で沢山出てるのでそれなりにストックがあります。昨年割ったのはKenkoの高いやつだったけどな!
昨年の文々。新聞友の会で自作のカメラ作るって言ってたけど?
今作ってるので今年は持って行けると思います。4×5~6×7まで対応(グラフロック)で、焦点距離75mmの超広角、ファインダーあり、目測とピントグラフ両対応、みたいなスペックです。おそらくアヤチャンデザインになると思います。にとり工房とか入れようかな。
リバーサルのスキャン見せて
ほい。昨年撮ったツツジです。
ツツジ – Velvia 100 – Fujinon-W 150/5.6 – スキャンしただけ
ツツジ – Velvia 100 – Fujinon-W 150/5.6 – Lightroomでトリミングと補正
昨年の文々。新聞友の会に趣味で撮ったフィルム見せて
各務ナナさんと桜橋静祈さんに許可を頂きました。やっぱり会場はフィルムで撮るには暗すぎて、レイヤーさんのいい感じが表現出来てないですね。椅子に座ってもらうか外で撮りたいです。現像したフィルムを見返すと、若干光源が左から当たっているようで、左半分と右半分でコントラストが違いますね。今回は気をつけてセッティングします。
秋穣子 / 各務ナナさん / Kodak PORTRA 400
秋穣子 / 各務ナナさん / ILFORD HP5 PLUS
宇佐見蓮子 / 桜橋静祈さん / Kodak PORTRA 400
ナナさんのカラーネガ
ナナさんのネガ
ネガ